屋根・外壁塗装業者の賢い選び方
屋根や外壁の塗り替えリフォームをそろそろ検討したいという方にとって、業者選びは1つの大きな悩みどころです。というのも、リフォームに関してとにかく塗装業者が多くいますし、費用についても、激安価格から、それなりの値段までとさまざまです。比較検討すればするほど、迷ってしまうのも無理はありません。
そこで今回は、業者選びの手助けとなる「業者の一般的な違い」をご紹介したいと思います。
①大手ハウスメーカー
・アフターや保証が安心
大手ハウスメーカーでは、アフターサービスや長期間保証が充実しています。メーカーによっては、保証期間が終了後に指定の有償メンテナンスを行うことで、保証期間をさらに5〜10年延長してくれるところもあります。
・塗装以外のメンテナンスもOK
大手ハウスメーカーは、塗装以外にも、屋根外装の大規模な修繕や全体の貼り替えといったメンテナンスにも対応してくれます。また、新築からしばらく経って高圧洗浄をかけてみたら、現地調査で発見できなかったひび割れなどの深刻なダメージが見つかることもあります。こういった中長期的に建物の品質維持を考えた際に、ダメージにより屋根材を取り替える必要があるケースも想定できます。大手ハウスメーカーでは、そのようなときでも対応してくれるので安心です。
・費用が高い
大手ハウスメーカーと契約しても、実際に塗装を行うのは下請けの塗装業者であることが多いです。そのため、中間手数料が発生してしまい、地域の業者による見積もり費用よりも高額になります。
②工務店
・塗装以外のメンテナンスも依頼可能
工務店は、住まいに関することならなんでも相談可能なので、塗装以外のリフォームやメンテナンスも依頼ができます。外壁の塗装以外も検討したいと考えている場合には、まとめて対応してくれるでしょう。
・大手ハウスメーカーよりも費用が安い
工務店は地域に根差した営業スタイルなので、大手ハウスメーカーに比べると、宣伝広告費や人件費などの経費が抑えられています。そのため、見積もり費用が、大手ハウスメーカーよりも安くなる傾向にあります。ただし、こちらもやはり実際に塗装を行うのは、下請けの塗装業者となります。